宮本香那|ひみつ(部分)
★延期のお知らせ★
トークショー&サロン
少女の聖域vol.4~《味》
*
コロナウイルスの心配が続いている中、安全を第一に考え、一定時間、対面の機会のあるサロンイベントは、しばらくの間、お休み致します。日時は決まり次第、告知致します。サロンの内容について、以下に詳細を明記しております。ご高覧頂き、楽しみにお待ち頂けましたら幸いです。
宮本香那|あのコになりたい
「少女とはなにか」――
既存の少女観を解体して新しい少女性を獲得するべく、あらゆる分野を横断してみよう。文学やアートに散りばめられた手掛かりを探りながら、不在の少女を見つけ出そう。いま少女の人もかつて少女だった人も、そして一度も少女であったことがない人も。少女で在ることは決して難しくない――
*
note連載「少女主義宣言」も大好評、精神科医・髙柳カヨ子主催のクラブは「少女」をめぐるトークショー&サロン。「服」「音」など、「少女主義宣言」の内容と関係したテーマを毎回一つ取り上げ、カルチャー全般に精通する髙柳カヨ子ならではの多彩なトークを繰り広げます。会場にはテーマにまつわる貴重なコレクション品なども展示、見たり聞いたり触れたりしながら、様々な角度からテーマを掘り下げます。ティタイムには美味しい洋菓子とドリンクと共にリラックスした雰囲気で、少女をめぐるディスカッションをお楽しみ下さい。
前時代の価値観から自由になることを高らかに宣言し、今を生きる私たちの羅針盤となる「少女の聖域」を共に探っていきましょう。記念として配布するレジュメは、髙柳カヨ子による少女論の思考地図ともいうべき特別な一枚。デザインは霧とリボンが担当、集めるのが楽しくなるようなレジュメにご期待下さい。
Karte|family portrait(愛しい我が家)
少女性というものは、性別を問わず幾つになっても持ち続けられるものだと信じています。日常のちょっとした出来事からアートや文学に至るまで、現在(いま)に於ける「少女」の存在について語ることによって、少女性を抱く人たちがもっと生きやすくなれるきっかけになれたら。精神医学的なトピックを織り交ぜながら毎回異なるテーマに沿って、美味しいお茶とお菓子を緩衝材にお話しいたします。テーマに合わせた髙柳の衣装もお楽しみに!
髙柳カヨ子| Kayoko Takayanagi
精神科医・元法医学教室助手・少女批評家
法医学教室助手を経て精神科臨床へ進む。文学・芸術・音楽・ファッションを通じて現代に於ける少女性を追求しながら、ジャンルを横断する評論やキュレーションを手がける。あらゆる時代と時間と性別を超えた少女たちに向けて、noteで「少女主義宣言」を連載中。
Twitter|@fuzainosyoujo
★次回開催
トークショー&サロン
少女の聖域vol.4~《味》
開催日|
延期致します。日時は決まり次第、告知致します。
中村杏子|台湾料理店
イベントの内容|
《服》《音》《色》に続き、第4回目となる今回のテーマは《味》——
What are little girls made of?
Sugar and spice and everything nice.
少女は甘い?それとも苦い?
身近にあるにもかかわらず意外と知られていない味覚の不思議。
味が担う表象で、少女を体現してみましょう。
*
前半は、高柳カヨ子によるトークショー。
少女のイメージは「甘い」だけでしょうか。味覚の仕組みと物理的化学的な味の特徴を通して、単なる感覚におさまらない味の多様性を探ります。そして言葉の中に現れる知覚心理学的な味についても考察してみましょう。
今回は「味」というキーワードを通じて「少女性とは何か」という謎に迫ります。
トレヴァー・ブラウン|spaghetti
後半はディスカッションとティタイム。西荻窪・老舗洋菓子店こけし屋のケーキと、ドリンク類は温かな紅茶と冷たいハーブコーディアル各種をご用意。くつろいだ雰囲気で楽しくおしゃべり致しましょう。
「味」にまつわる素敵なレジュメ(デザイン:霧とリボン)も配布します。テーマに沿った髙柳カヨ子のファッションにもご注目下さい。
《味》にまつわるnote連載《少女主義宣言》
開催日|未定 一日2回制
昼の部|12:00~14:30(開場11:45)
夜の部|15:30~18:00(開場15:15)
会場|霧とリボン 直営SHOP “Private Cabinet”
定員|各回5名様・先着予約制
*定員に達し次第、受付終了とさせて頂きます
会費|
【事前予約】
税込3,000円
【当日入場枠】
税込3,500円
*ケーキ付き
*《味》をテーマにした素敵なレジュメつき
*別途ワンドリンク(500円~)をご注文下さい
少女の聖域vol.1~《服》(2019.4.21)
好評を頂き無事終了致しました。
monomerone|sacred heart(聖心)
花水木の白が健やかに揺れるリズムに合わせて、思い思いの装いでお越しくださった連盟員の皆様。高柳先生は桜尽くしの装い。菫色の小部屋はさながら、馨しいお花畑のよう——
身近な「服」を入り口に、多彩に繰り広げられる高柳先生のトークが「少女」へと収斂してゆくエレガントな流れが圧巻でした。連盟員の皆様もメモを取りながら、共にその流れに波乗りしてゆくパンキッシュなアカデミーのひととき——
高柳先生より「『服』というキーワードを通じて『少女性とは何か』という謎に少しでも迫れたら、そのような思いでお話しさせていただきました。」
金子功氏が最後に発表した精緻なドレスに一同ため息。高柳先生のドレスやカタログコレクションはじめ、霧とリボン所蔵の服飾コレクションも好評を頂きました。見て触れて、馥郁たる「服」のワンダフルワールドを逍遥——
高柳先生より「戦闘服たる『少女服』という概念を、服の極北と言える実際の存在にふれていただくことで、皆さん実感できたのではないでしょうか。」
ティタイムはこけし屋さんの愛らしく美味しいケーキを頂きながら、高柳先生を囲んで楽しいお喋りに花が咲きました。服への熱情が小部屋いっぱいに満ちる中、改めて、人の手が作りしモノへの敬愛が深まりました。
高柳先生より「好きなものを好きと言いましょう、それを生み出した人への敬意を込めて。」
高柳先生の思考地図ともいうべきレジュメと活動証明書も記念に配布。時を経て振り返った時に、特別な時間が馨しく思い出されますように——
高柳先生より「レジュメに散りばめられたキーワードを辿って、心の中の少女に再び出会えますように。」
高柳先生より「参加者のみなさんと服への様々な思いを語り合うことができて、大変刺激になりました。ありがとうございます。少女にとって服とはなにか。また問い続けてみてください。」
ご参加の皆様、高柳先生、素敵なひとときをありがとうございました!